毛ガニ最高級規格「若蟹と堅蟹」とは?
毛ガニには身の入りかたの具合を意味する業界水準の規格があります。
こちらでは、カニの規格を示す言葉「若蟹」や「堅蟹」、そして「3特」や「4特」などについて解説していきましょう。
一言で「毛ガニ」と言ってもたくさんのランクが存在しますので、美味しくない毛ガニもあれば、美味しい毛ガニもあります。毛ガニをお選びになる場合は、最高級ランクの毛ガニということを指す「3特」や「4特」がバッチリです。
毛ガニのランクは、毛ガニを買う際に見極めたいポイントです。
毛ガニの身の入り具合の規格:若蟹と堅蟹
若蟹とは
毛ガニはこまめに脱皮を繰り返します。その中の脱皮をしたばかりのカニを「若蟹」と言うのです。くれぐれも年齢の若い蟹ではありません。生まれてから何年も経ったカニも脱皮を行ないます。そういうような蟹も脱皮したての場合は「若蟹」となります。値段も安いので激安店では「若蟹」を取り扱っている傾向が高くあると言えます。
堅蟹とは
それに対して、堅蟹は、脱皮してから時間が経ったカニのことなのです。体が硬くなっていて身もシッカリ詰まり、高級ガニとされて人気があるカニです。優良通販店では「堅蟹」のみを取り扱う事を利点にしているお店も見受けられるのです。
1番美味しいとされているのは堅蟹 若蟹は逃れたほうがよい。
カニは下記の手順で高級蟹とのことです。
堅蟹(かたがに): ランク最高
若極上蟹(わかごくじょうがに): ランク中
若上蟹(わかじょうがに): ランク中
若蟹(わかがに): ランク低
何よりも高級で美味しいのが「堅蟹」、一番ランクが低くおいしくないのが「若蟹」となります。
「若蟹」は脱皮したばかりなので体が柔らかく、身の入りがスカスカで食いごたえが見られません。蟹味噌も水っぽく「ゆるく」なってます。
それに対し、「堅蟹」は脱皮を終えて甲羅が硬化し、身がシッカリといっぱいになっています。蟹味噌も濃厚な味なので、買い求められるなら「堅蟹」が抜群ですよ。
「堅蟹」を見極めるポイント
フジツボやカニビルが付着しているか 「堅蟹」は、出来たての甲羅になってから現在まで時間が経っていますので、海中の他の生物が付着している場合があります。フジツボやカニビルなどが付いているカニは「堅蟹」だという可能性が高いです。その分だけ新しい甲羅になってから時間が経っているという事なのです。 「カニビル」は硬い殻に卵を産み付けるらしく、脱皮直後の「若蟹」には産卵しないのです。こういった部分も「堅蟹」を見分けるポイントになります。
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